地域医療連携

地域医療支援病院の承認について

地域医療支援病院とは

医療は患者の身近な地域で提供されることが望ましいという観点から、かかりつけ医を地域における第一線の医療機関として位置づけるとともに、かかりつけ医を支援し、二次医療圏単位で地域医療の充実を図る病院として、それまでの総合病院の制度は廃止されて、平成10年度に地域医療支援病院の制度が設けられました。

地域医療支援病院は、紹介患者に対する医療提供、医療機器の共同利用の実施等を通じて、かかりつけ医を支援する能力を備え、かかる病院としてふさわしい構造設備を有するものを、県知事が承認することとなっています。

地域医療支援病院の機能(承認要件)

1)紹介患者に対する医療提供

他の医療機関から紹介された患者に対し、医療を提供すること。いわゆる紹介外来制を原則としており、以下のいずれかを満たすこと(平成26年4月1日改正)。

  1. 紹介率が80%以上であること
  2. 紹介率が65%以上であり、かつ、逆紹介率が40%以上であること
  3. 紹介率が50%以上であり、かつ、逆紹介率が70%以上であること
2)病院の設備等の共同利用

CTやMRI等の医療機器の共同利用など、他の医療機関の医師等が当院の設備等を利用できること。

3)救急医療の提供

24時間体制で救急医療を提供すること。

4)地域の医療従事者に対する研修の実施

地域の医師を含めた症例検討会など、地域の医療従事者の資質向上のための研修を開催すること。

5)他の医療機関への紹介(逆紹介)

必要な医療を提供した患者に対し、その病状に応じて、紹介元医療機関その他の適切な医療機関を紹介すること。

患者さまへ

当院は、平成16年4月に地域医療支援病院として承認されました。その機能は次のとおりとなっておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

  1. 地域のかかりつけ医との役割分担と連携を図っており、当院では、入院を中心として、高度な医療の提供を行います。 外来診療は、かかりつけ医から紹介をいただいた患者さまを中心に診療いたします。
  2. かかりつけ医と常に連携し、患者さまの治療・指導にあたります。
  3. 救急をはじめ必要時には、いつでも最適な医療を提供いたします。

このため、当院に受診されている患者さまで、症状の安定した方や入院が必要でなくなった方には、患者さまが希望する地域のかかりつけ医の先生方にご紹介することとしております。

※なお、当院は、予約外来を推進しており、予約及び紹介状がない場合の初診の患者さまは、診察までに長くお待ちいただく場合があります。 また、地域のかかりつけ医から紹介状をいただいて受診されますと、本人負担額が軽くなります。

当院の今後の役割

このたび承認されました地域医療支援病院の制度は、地域のかかりつけ医への支援や適切な役割分担と連携を図ることによって、地域医療の充実を図ることを目的としているため、高い紹介率を達成することが承認要件の一つとなっています。

長崎県島原病院は、これまで県南地域の中核病院として、救急及び急性期医療を担う病院として機能しており、高い医療機能を備えた病院としての役割を今後とも果たすとともに、地域医療支援病院として十分に機能していきたいと考えております。

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