直線加速器CLINAC 2100C/D (Varian)
治療計画用CTHispeed DX/I (GE)
治療計画装置Pinnacle3 (ADAC)
iPlan (BrainLAB)
固定具ステレオタクティックボディフレーム (ELEKTA)
X Knife (東洋メディック)
Vac-Lock (東洋メディック)
フレームレスラジオサージェリー (BrainLAB)
位置照合装置SonArray (Varian)
Exac Trac X-ray 6D (BrainLAB)
その他Robotic couch (BrainLAB)

広報誌 関連記事→ さらに高精度な放射線治療を目指して(2013年2月)

治療内容

直線加速器(リニアック)から発生する放射線(X線や電子線)を利用し、正常組織の障害を最小限に抑えつつ、腫瘍の消滅や症状の緩和を目指す治療法です。

当院では疾患・病期によっては一般治療の他に、高精度の固定具を用いた最新の定位放射線治療(STI:Stereotactic irradiation)、いわゆる多次元ピンポイント放射線治療を行っています。

定位脳手術的放射線治療・定位脳分割放射線治療(ガンマーナイフやサイバーナイフに匹敵)や、定位体幹部放射線治療(適応として肺腫瘍、肝腫瘍、脊髄動静脈奇形)、また、前立腺腫瘍に対してはさらに、より高い線量精度・線量分布が要求される、最先端の強度変調放射線治療(IMRT:Inversed modulated radiation therapy)を行い、良好な治療結果が出ています。

現在は、前立腺以外の部位、すなわち頭頚部・胸部・腹部腫瘍にもIMRTの適用範囲を拡大しています。

ストロンチウムによる疼痛緩和治療についてはこちら

年間件数(H27.4.1〜H28.3.31)
192件  (内訳:一般治療85件、定位体幹部放射線治療15件、
         強度変調放射線治療70件、定位脳放射線治療18件)
*治療品質保証・品質管理に対しては、医学物理士及び品質管理士のもと、治療線量測定・位置測定を厳密に行い、ダブルチェックで確認しています。
医学物理士:小幡史郎,太田嘉昭,菅 恒彦,鐘ヶ江真弥
品質管理士:小幡史郎,太田嘉昭,菅 恒彦
放射線治療専門放射線技師:太田嘉昭,菅 恒彦
治療例
脳転移 肺腫瘍
治療前 治療後 治療前 治療後
治療前 治療後 治療前 治療後
治療計画例
乳房温存治療1 乳房温存治療2 乳房温存治療3
乳房温存治療
胸部治療(STI)1 胸部治療(STI)2 胸部治療(STI)3
胸部治療(STI)
前立腺治療(IMRT)1 前立腺治療(IMRT)2 前立腺治療(IMRT)3
前立腺治療(IMRT)
第三者機関による測定  (画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
測定実施証明書 線量測定結果

酵素 標的・増感放射線治療(KORTUC)

これまでの治療の限界を超えていくために、私たち治療チームは日々精進を続けております。そのひとつとして新たな抗腫瘍療法である『酵素 標的・増感放射線治療(KORTUC)』を6年半前より倫理委員会の承認を得て、これまでに140例ほどの症例に適用しています。治療効果の増強 はもとより重篤な有害事象もみられず、今後の放射線治療の新たなコアとして収まっていくだろう強い期待感を、日々患者とともに実感しておりま す。

以下に、その実臨床を1例お示し致します。現在の治療に行き詰りを感じられ、毎日の症状に悩まされている方においては福音になる 可能性を秘めています。

(平成28年9月15日 診療部長 小幡)

KORTUC第35回地域医療研究会発表

・篠原出版新社(2015.2.20発行)の『KOUTUCの基礎と臨床』に掲載