長崎県島原病院 高次脳卒中センター
データ資料

データ資料

脳卒中患者の救急外来受診状況 平成23年10月1日付

1.疾患別割合
疾患別脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作の疾患ごとの割合は、昨年ほぼ変わらず、脳梗塞が69%を占めていました。
2.来院時の手段
来院時の手段上半期 208人来院。うち117人(62%)が救急車で来院。残り78人は自家用車又は施設の車等で来院されていました。意識朦朧として、立位困難な患者さんをご家族が自家用車で搬送されて、緊急入院された事例もあります。脳梗塞は4.5時間以内に来院されると、血栓溶解療法が受けられるので、来院時の搬送は重要課題です。
3.脳卒中の発症場所
脳卒中の発症場所自宅での発症が72%ですが、長崎市のデーターでは57%でした。施設や病院などは専門知識を持った職員が判断しますが、自宅では本人または家族の判断での来院ということになります。もっと地域住民の方々に、脳卒中の症状・治療などを周知して頂く必要があります。
4.症状が出た時の患者さんの行動
症状が出た時の患者さんの行動症状が出て、すぐに当院や他の医療機関を受診して、その日のうちに治療が開始になった患者数は124人でした。ところが、自己判断して、様子を見ていた患者さんが84人もいました。
5.すぐに受診しなかった患者さんの行動
すぐに受診しなかった患者さんの行動84人の患者さんが、発症しても自己判断して様子見ていました。翌日以降になっても症状がよくならない為、当院または他の医療機関を受診されています。
6.脳卒中と思ったら、すぐに来院をしてほしい
脳卒中と思ったら、すぐに来院をしてほしい突然、片方の顔面のまひや、片方の手足のしびれや力が入らないなどの症状が現れたら、すぐに来院して治療を受けてほしい。このことはテレビでも放映しています。専門職以外に、地域住民がすぐに判断できるよう脳卒中に関心を向けてほしいと思います。

▲このページの先頭へ戻る

脳神経外科病棟への入院状況 平成23年10月1日付

平成23年4月~9月迄の6か月間 脳神経外科病棟へ入院された患者さんを調査してみました。入院数は371人で、昨年1年間の655人と比較して、今年の入院患者さんは7%の増加となっております。
2.入院方法
入院方法脳外科病棟へ入院された患者さんは、急患入院が92%を占め、検査など予定入院患者さんは8%でした。このように、脳疾患は突然発症致します。
3.退院の状況
退院の状況脳神経外科病棟から退院された後の行き先を調査しました。自宅退院された方が55%、残り45%の方々は、さらに治療やリハビリを要するために病院へ転院したり、施設へ入所したりされています。
4.脳卒中の疾患別割合
脳卒中の疾患別割合脳卒中に限定して調査しました。脳卒中は突然発症します。左記の4つの疾患別では、6ヵ月間の脳卒中の入院患者数は188人。その中で脳梗塞が65%と最も多く、この割合は、ここ数年変わりありません
5.脳卒中患者の退院先
脳卒中患者の退院先脳卒中の退院患者数は188人。脳神経外科病棟へ入院された全ての患者さんの自宅復帰率は55%でしたが、脳卒中疾患患者さんの自宅復帰率は40%と低くなりました。逆に病院へ転院された脳卒中の患者数は、一般の患者数より15%多くなりました。つまり脳卒中の患者さんは何らかの後遺症に対してリハビリを目的とした転院が必要です。

急性期病院から直接施設入所した患者の追跡調査

急性期病院から直接施設入所した患者の追跡調査pdf

▲このページの先頭へ戻る