お知らせ

2023年頭の御挨拶

長崎県島原病院長 木下明敏

 新型コロナウイルス感染症との闘いは、まる3年を迎えました。2023年の年頭でもまだまだ感染拡大が続き、オミクロンからケルべロスなどへの変異もおさまる気配はありません。ただ昨年より世界各地でワクチン接種が行われ、めざましく死亡率は減少してきました。一方、中国では激増し、制圧は難しいでしょうが、国内でもワクチン接種が進み、新たな薬剤も登場してきています。

とうとう今年こそ新型コロナウイルス感染症と共生できている年となるよう願うばかりです。

 昨年6月3日には、病院の理念を「地域の健康な未来を創造する」へと変更しています。島原地域の健康を医療の面から支え続けるという島原病院としての進むべき方向を病院の内外へ示していくためです。ただ、誰かが何とかしてくれるだろうと待っているだけでは未来は開けません。コロナ禍後での新たな日常における医療提供体制について、従来の方法の延長ではなく、病院理念に沿って、各自一人ひとりが自分にできることは何かを考えて、行動・変革する努力が求められます。それを各部署・部門で深めていき、皆のベクトルが揃い、大きな前向きの力として発揮できることでしょう。

 2023年は、癸卯(みずのと・う)年です。「癸」は、種子が大きくなり、春とともに萌え出ずる準備状態を表し、「卯」は、門が開き、草木が芽吹いて繁茂していく様を表しています。卯(ウサギ)は、勢いよく飛び跳ねる生き物であり、また古来より多産の動物の代表でもあります。これまでの努力が実を結び、一気に飛躍する1年となることが期待されます。

 「がん診療センター」が昨年5月から稼働を開始しました。長崎県南医療圏での地域がん診療連携拠点病院として、より質の高いレベルのがん医療を提供していくことに努めています。地域医療構想など医療を取り巻く環境は厳しくなってきています。本年2月には日本医療マネジメント学会第22回長崎支部学術集会が島原病院で開催されます。本学会では、医療の質について皆で考え、討論し、更に向上させていくことを目的にしています。島原病院でも質の高い医療を提供し続けることで地域から選ばれることを目指しています。

 今年は一人ひとりが自律的に目標を定めて実行することによって、ウサギがジャンプするが如く更なる飛躍の年にしていきましょう。「因幡の白兎」ではありませんが、思い遣りの心、感謝、それから笑顔も忘れずに。

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

ウサギのように地域医療の更なるジャンプアップを目指します。

本年も宜しくお願い致します。(管理者一同)

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