令和5年5月13日 固定チームナーシング名誉会長 西元勝子先生、看護組織開発研究所代表 杉野元子先生をお迎えして研修会を行いました。当院の看護師・看護補助者51名、看護提供方式として固定チームナーシングを導入されている哲翁病院の看護師・介護福祉士・看護補助者14名の方々と共に学習しました。
西元先生より「目標達成に向けたチーム運営」について、杉野先生より「チームを成長させるカンファレンス」についての講義を受けました。その後、看護師と介護福祉士・看護補助者に分かれ研修を行いました。看護師は部署の師長が現状と目標について発表し、情報を共有して西元先生からの指導を受けました。介護福祉士・看護補助者は、杉野先生より指導を受け、「常に患者さんの気持ちに答えたい」「患者さんのQOLを高めるより良い入院生活を送ってもらいために」「患者さんの快適な入院生活の向上のために」のキーワードを手に入れることが出来ました。最後に看護師と介護福祉士・看護補助者共に自分たちの学びを発表して共有しました。
研修後のアンケートで看護師は、「目標は、看護師視点ではなく患者さんの視点で立案すること」や「部署のデータ不足に気付くことが出来た」と答えていました。カンファレンスにおいては「いろんな場面においてカンファレンスが成り立つこと」や「カンファレンスは、教育や受け持ち看護師の役割を強化できること」などを学ぶことが出来たと答えていました。また看護補助者は、「自らの役割について学ぶことができた」と回答していました。