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当院について

About our hospital

院長あいさつ

長崎県島原病院 蒲原 行雄
令和5年度になりました。新型コロナウイルス感染も次の局面へと移行し、感染症の存在を意識しながら日常医療の再構築を行うことが求められています。

当院は、島原半島の基幹・拠点施設として、がん診療、救急・災害医療そして地域医療支援等を担っています。コロナ禍で蓄積した問題点を解決しつつ、さらに国家主導で計画される地域医療構想にも地域の中核施設として取り組んでいかなければなりません。

 

地元の現況を見ると、島原半島は長崎県の中でも人口の減少や高齢化が進んだ地域の一つになっています。また、医療施設・医師数の減少もすすんでいます。
地域内での医療完結を目指すためには病院と診療所、施設との機能分担と連携が重要ですが、これもマンパワーに依存することが少なくありません。
当院は長崎大学医学部の各医局より医師派遣をいただいています。昨今、派遣いただく大学医師数も県内診療科別の応募制限や県外流出などの影響で減少傾向にある中、何とかご尽力いただいています。幸いにも、長崎大学医学部地域枠に志願した医師が少しずつ増えてきて、初期研修などで当院にも赴任していただけるようになりました。
若い力を取り入れ、職員一丸となって病院理念を達成できるように努力してまいります。
皆さんのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

長崎県島原病院
蒲原 行雄