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来院される方

For person visiting the hospital

病理診断科

癌の治療方針を決める重要な判断を下しています

病理診断科のご案内

病理診断科は、患者さんの体から剥げ落ちた細胞を観察して良性・悪性を診断する細胞診と、切り取った組織で最終判断である確定診断を付ける病理診断を行っている診療科です。
医師と技師が二人三脚で研鑽し、安心できる正しい診断を届けます。

病理診療科

医師紹介

診療部長

林 德眞吉 TOMAYOSHI HAYASHI

専門医・資格
  • 死体解剖資格認定
  • 日本病理学会認定病理専門医
  • 日本病理学会病理専門医研修指導医
  • 日本臨床細胞学会細胞診指導医・専門医
  • 平成20年度独立行政法人国立病院機構長崎医療センター病院群臨床研修指導医講習会修了
  • 臨床研究入門初級編eラーニング修了
  • 難病の患者に対する医療等に関する法律第6条第11項に規定する医師の指定
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
  • 日本静脈経腸栄養学会TNT修了
  • 日本臨床検査医学会認定臨床検査管理医
  • 日本医師会認定産業医
  • 緩和ケア研修会修了医師
  • 臨床研修指導医・研修プログラム責任者
資格所有の学会
以外の所属学会
  • United States and Canadian Academy of Pathtlogy Pulmonary Pathtlogy Society
  • 日本テレパソロジー,バーチャルマイクロスコピー研究会
  • International Academy of Pathology 日本支部
  • 日本花粉学会

特 色

細胞診の判断では、学会の資格を持つ細胞検査士が重要な役割を担っています。
液状検体中の細胞をパラフィンブロックの中に集めて病理標本とするセルブロックを効率良く作成できる手法を確立し、癌のコンパニオン診断にも役立てられるようになりました。
常勤の病理専門医、細胞診専門医が居て、手術中に急いで判断する手術中迅速病理診断も実施しています。手術の最中に細かい方針変更が出来て、切り取る範囲を少なめに手術して、できるだけ多くの臓器機能を残すことが出来ます。
手術前検査としての”生検”の病理診断は、依頼を受けてから2日程で返事をして、診療の方針を迅速に立てるお手伝いをしています。
常勤病理医と同等の能力を持つ外部の信頼できる病理医から病理診断によって全ての病理診断をチェックして貰い、間違いのない診断を維持しています。
細胞診においても、細胞検査士が資格を取った後も研鑽を続け、施設外の経験者に学びに行くことでレベルを高めつつあります。今後、細胞検査士を増やして、院内でもディスカッションできる体制を作るべく努力しています。

2023年 実 績

病理診断 全 1,331件
病理診断(手術例)
病理診断科 病理診断(手術例)
種類うち迅速診断件数
小腸・大腸0213
肝・胆・膵895
乳腺・内分泌3277
骨軟部062
食道・胃・十二指腸256
膀胱045
虫垂144
前立腺019
その他013
腎・尿路010
皮膚010
脳神経15
耳鼻科領域05
02
44656
病理診断(生検例)
病理診断科 病理診断(生検例)
種類件数
食道・胃・十二指腸318
小腸・大腸144
前立腺116
104
乳腺72
骨髄31
耳鼻科領域28
リンパ節11
骨軟部8
7
膀胱4
1
皮膚0
844
術中迅速病理診断
病理診断科 術中迅速病理診断科実績
術中迅速病理診断件数
乳腺手術32
消化器手術11
脳外科1
その他0
44
術中迅速細胞診件数
腹水2
2
標本作製業務
病理組織 15,923
細胞診 2,836
18,759
免疫染色
免疫染色実施件数 376
染色スライド総数 1,568
細胞診
病理診断科 細胞診実績
細胞診(セルブロック)
種類うち迅速診断セルブロック検査件数
尿00396
気管支肺胞洗浄00131
気管支擦過01118
胸水02661
腹水2144
喀痰0026
胆汁0026
甲状腺0021
腹腔洗浄液0021
その他0017
乳腺0016
リンパ節009
唾液腺007
心嚢水005
脳脊髄液002
肺穿刺吸引000
228900