来院される方
For person visiting the hospital
医療安全管理班
医療安全の概要
医療安全は、医療の質にかかわる重要な課題です。また、安全な医療の提供は医療の基本となるものであり、当院及び職員個人が、医療安全の必要性・重要性を病院及び自分自身の課題と認識し、医療安全管理体制の確立を図り安全な医療の遂行を徹底することが最も重要です。このため、当院では、平成7年11月1日に医療事故対策委員会(平成16年6月に医療安全管理委員会と名称変更)が設置され、医療安全管理体制実施規程に基づく対策を施行しています。より実効あるものにするために医療安全管理部会(医療安全推進担当者会議)及び医療安全管理室を設置して医療安全管理体制を確立するとともに、院内の関係者の協議のもとに、医療安全管理のためのマニュアル等を作成しています。また、インシデント・アクシデント事故の評価分析によりマニュアルの定期的な見直し等を行い、医療安全管理の充実強化を図っています。
医療安全管理体制
医療安全管理室の業務内容
1.委員会で用いられる資料・議事録の作成・保存・庶務に関すること
2.医療安全に関する日常活動に関すること
- 医療安全に関する情報収集・実態調査
- マニュアル作成・点検・見直し
- インシデント報告の収集・分析・フィードバックと集計結果の管理・具体的な改善策の提案・推進とその評価
- 医療安全に関する最新情報の周知
- 医療安全に関する啓発・広報
- 医療安全管理に係る連絡調整
3.医療事故発生時の指示、指導等に関すること
- 診療録や看護記録等の記載、医療事故報告書の作成に対する指示・指導
- 患者や家族への対応状況についての確認と必要な指導
- 医療事故の原因分析・原因究明の実施確認と必要な指導
- 医療事故報告書の保管
4.その他、医療安全対策の推進に関すること
医療安全管理室の業務内容
総合相談窓口で患者さんの相談に当たる担当者が、医療安全に関する内容の相談を受けた場合、必要に応じて医療安全管理室で対応させていただきます。
患者さんへのお願い
入院された方には、誤認防止対策としてお名前を書いたリストバンドを装着していただいています。また、お名前の確認はフルネームで行い、注射、処置、検査を行うときには、誤認を防止するためにお名前をご自身で名乗っていただくようお願いします。また、転倒転落防止対策として、履物はかかとのある履きやすい物をご持参していただいています。医療者側だけでなく患者さんに医療安全活動に協力していただくことで、さらなる医療事故防止につながります。ご協力をお願いいたします。
メニュー